尾張旭市議会 > 2022-06-14 >
06月14日-04号

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  1. 尾張旭市議会 2022-06-14
    06月14日-04号


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    最終取得日: 2022-12-19
    令和 4年  6月 定例会(第4回)          令和4年第4回(6月)             尾張旭市議会定例会会議録(第4号) 令和4年6月14日午前9時30分尾張旭市議会(第4回)定例会第4日目本会議尾張旭市議会議場に再開された。1 出席議員(18名)  1番 安田吉宏     2番 秋田さとし    3番 市原誠二  4番 谷口武司     5番 陣矢幸司     6番 櫻井直樹  7番 日比野和雄    8番 芦原美佳子    9番 松原たかし 11番 丸山幸子    13番 山下幹雄    14番 花井守行 15番 篠田一彦    16番 片渕卓三    17番 早川八郎 18番 若杉たかし   19番 さかえ章演   20番 川村つよし2 欠席議員  なし3 地方自治法第121条の規定により説明のため議会に出席を求めた者 市長       森 和実     副市長      秋田 誠 教育長      河村 晋     企画部長     臼井武男 総務部長     若杉博之     市民生活部長   大津公男 健康福祉部長   竹内元康     こども子育て部長 松原芳宣 都市整備部長事業清算課長     消防長      各務誠司          水野千賀志 教育部長     三浦 明     危機管理課長   若杉直樹 福祉課長     浅野哲也4 定例会の事務に従事した者 議会事務局長   梅本宣孝     議事課長     太田篤雄 議事係長     中西裕太     主事       岡田恭輔5 議事日程(第4号)  令和4年6月14日(火)午前9時30分開議 議会運営委員長報告 第1 一般質問    個人質問 第2 第35号議案及び第36号議案     上程、提案理由説明 第3 議案質疑 第4 議案討論採決又は委員会付託 第5 陳情                         午前9時30分開議議長篠田一彦) おはようございます。 ただいまの出席議員は18名です。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 日程に先立ちまして、過日、議会運営委員会が開催されておりますので、委員長報告を求めます。 松原たかし委員長。 ◆議会運営委員長松原たかし) おはようございます。 議長の御指名がございましたので、昨日6月13日に開催しました会議について報告いたします。 当日、委員8名全員の出席をいただき、令和4年第4回(6月)尾張旭市議会定例会運営についてを議題として開催し、追加議案の提出に係る第4日目の議事日程について協議を行いました。 なお、追加議案説明のため、副市長及び総務部長出席をいただいております。 本日の議事日程は、配付の議事日程(第4号)のとおりで認め合っています。 その内容を補足いたしますと、日程第2 第35号議案及び第36号議案については、追加議案の第35号議案及び第36号議案を一括して上程し、理事者から一括して提案理由説明を行っていただく。 日程第3 議案質疑については、追加議案の第35号議案及び第36号議案を含めて議案質疑を行う。なお、追加議案に対する議案質疑通告については6月13日午後5時までを通告期限とし、通告があった場合は別途、一覧表を机上配付することで認め合いました。 日程第4 議案討論採決又は委員会付託について、諮問第1号から諮問第3号までは委員会付託討論を省略し、直ちに採決、その他の議案はそれぞれ所管の委員会に付託することで認め合いました。 なお、追加議案の第35号議案予算決算特別委員会への付託となるため、本日の本会議終了後に予算決算特別委員会の全体会を開催し、理事者から一般会計総括説明を行っていただく。その後、分科会への割り振りを行うが、第35号議案福祉文教分科会のみへの割り振りとなるため、6月20日月曜日の都市環境委員会終了後の都市環境分科会と6月21日火曜日の総務委員会終了後の総務分科会は開催されません。 以上で報告を終わります。 ○議長篠田一彦) 議会運営委員長報告が終了しました。 ただいまの報告に対する質疑はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長篠田一彦) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席へお戻りください。 以上をもちまして議会運営委員長報告は終了しました。 これより日程に入ります。 日程第1 一般質問を行います。 昨日に引き続き、個人質問を行っていただきます。 花井守議員の発言を許可します。 花井守議員。 ◆14番(花井守行) おはようございます。花井守行です。 ただいま議長の許可が出ましたので、通告に従い、質問させていただきます。 まず、すみません、質問に入る前に、議長、すみません、タイトルの「医療的ケアの必要な重度心身」と書いてしまったのですが、正式に「重症」なので、症という漢字に訂正していただきたいので、よろしくお願いします。 それでは、質問行きます。 医療的ケアの必要な重症心身しょうがい児とその家族支援についてです。 医療的ケアの必要なしょうがいのあるお子様へ安心した支援を行うためには、医療専門性や経験などを持ち合わせていないとできない面などあり、当市にはそういった支援者は足りているか、また、その御家族支援について、毎日学校送迎介護軽減の対策、特にひとり親家庭や、また災害時の避難の方法など、当市現状について、以下の項目から質問させていただきます。 まず、医療的ケアの必要な重症心身しょうがい児ということなんですが、まず、その身体にしょうがいがあって、そしてさらに重複して知的にもしょうがいがあって、そしてさらに医療的なケアが必要なお子様ということであります。医療的ケア児というのは、生活する中で医療的ケアを必要とする子供のことを言って、医療的ケア児と呼ぶということです。 近年、新生児医療の発達により、都市部を中心に新生児集中治療室が増設された結果、超未熟児や先天的な疾病を持つ子供など、以前なら出産直後に亡くなっていたケースであっても、助かることが多くなってきました。その結果、医療的ケアを必要とする子供の数は増加傾向にあるということです。 その医療的ケアというのはどんなものかということで、少しネットから勉強させていただいたんですが、病院以外の場所で、たん吸引経管栄養など、家族医療的ケア児に対して生きていく上で必要な医療的援助のことです。気管にたまったたん吸引するたん吸引、また口から食事が取れない子供に対し、チューブを使って鼻やおなかの皮膚を通じて胃に直接栄養を送る経管栄養などがあります。家族のほかにも、看護師研修を受けた保育者なども医療的ケアをすることができます。 ということで、いろいろな方が一人一人また違うと思うんですが、ちょっと私がその家族の方に聞き取りをさせていただいたことによりますと、例えば、食事で飲み込む力がない。皆さん御飯を無意識に食べるんですけれども、僕らが、僕らというのは健常の方が普通にやっていることができないということなんですが、飲み込むというのは、実は圧力でぐっとごっくんとしている、このごっくんという力がなかったりとかですね。ごめんなさい、簡単な説明になるんですが。もしくは、皆さん普通に呼吸していると思うんですが、常時呼吸が浅い状態らしくて、酸素が必要になると。なので、呼吸器を常時つけているという方もいます。 それから、皆さん今、椅子に普通に座っているわけですけれども、これ、座位を取るというんですが、この座る姿勢を取れない、その力がないというんですかね。なので、車椅子でも、ストレッチャーのようなリクライニングの機能がついた、通称バギーなんてよく言うんですが、そういった車椅子の仲間にこう--座っているのではないですね--寝ているような状態で移動したりする、そういった方たちであります。 まず質問なんですが、(1)毎日学校送迎介護負担軽減についてということで、そういったお子様は今、当市はどういった現状にあるかお伺いします。 ○議長篠田一彦) 答弁に入ります。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長竹内元康) おはようございます。それではお答えします。 本市医療的ケアが必要な重症心身障がい児の主な通学先としましては、市内にはございませんが、近隣ですと、瀬戸市立瀬戸特別支援学校さくらんぼ学園があります。 現状ではスクールバスがありませんので、朝は保護者学校送迎し、帰りは事業者学校まで迎えに行き、放課後等デイサービスで過ごした後、事業者が家まで送迎しているケースが多くなっています。朝の学校までの送迎など、通学支援につきましては、本市だけでなく全国的な課題であると認識しております。 なお、直接的に介護負担軽減につながるものではありませんが、本市独自の手当として、障がい児の介護世帯福祉を増進することを目的とし、重度心身障がいがある18歳未満のお子さん介護している方で、所得税非課税など一定の要件に当てはまる方につきましては、障がい児1人につき月額1万円を支給しています。 以上でございます。 ○議長篠田一彦) 答弁が終わりました。 花井守議員。 ◆14番(花井守行) すみません、今そういった方が学校に通う現状をお伺いしたんですが、すみません、その前にというか、この本市重症心身しょうがい児は何人いますか、お願いします。 ○議長篠田一彦) 答弁に入ります。 福祉課長。 ◎福祉課長浅野哲也) お答えします。 本市重症心身障がい児の人数につきましては、重度の肢体不自由と重度の知的障がいを重複した状態にある児童で、県が重症心身障がいと判定した方になりますが、6月13日現在で、9人います。 以上でございます。 ○議長篠田一彦) 答弁が終わりました。続けてください。 花井守議員。 ◆14番(花井守行) 重度の肢体不自由と重度知的しょうがい、重複した状態ということで、9名、尾張旭には見えます。ちなみに、18歳以上の方は18人いるということなんですが、18歳以下のお子様尾張旭に9名います。 この9名のお子様毎日学校に行くわけですが、尾張旭にその学校はないので、瀬戸市の特別支援学校さくらんぼ学園に行きます。しかし、スクールバスがないということで、朝は家族の方が学校まで送らなければいけません。これ、毎日のことであります。 先ほど言った、車椅子のようなストレッチャーのようなもので、多分お母さん、車に乗せて送迎するんですが、これ、その家族の方にいろいろとヒアリングしますと、まず、送迎だけではないよと。例えば薬が増えるたびに学校へ行って付き添わなければいけないし、それから例えば修学旅行とか遠足があるときも、これはお母さんお父さんが付き添わなければいけないと。もちろん、入学したら付き添わなければいけないと、いろいろ絶えず付き添わなければいけないということです。なので、この送迎毎日ある。実はこれ、毎日やってすごく大変なことだというのが、何か当たり前のようなことになっていますがと家族の方は言っていますが、実はすごく大変だと。 そんな毎日で、ただでさえ大変なんですが、次の質問イに行きますが、もしこれ、家族病気などのときの代理支援についてお伺いいたします。 ○議長篠田一彦) 答弁に入ります。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長竹内元康) お答えします。 家族病気などのときの代理支援としましては、地域生活支援事業1つで、移動支援事業があります。ヘルパー不足や財源的な問題から、通年かつ長期にわたる外出に当たる通学移動支援は原則認めておりませんが、主たる介護者が就労、疾病による場合やひとり親などの場合には、月23回を原則とし通学送迎を認めています。 また、介護タクシーを利用する場合には、1回当たり4,000円を限度とし、年間12回分の助成券を交付する、移送サービス利用助成事業を活用していただけます。 以上でございます。 ○議長篠田一彦) 答弁が終わりました。続けてください。 花井守議員。 ◆14番(花井守行) 家族病気になっても、代理支援として移動支援事業というのがあるということですね。本来、毎日通う通学に関しては、毎日やるヘルパーも人数少ないですし、それから税金の問題も多分あると思いますので、毎日は認められないというのは、まあそこは分かるんですが、一応病気のときとか、ひとり親のという条件があれば、月23回使っていいよということだとは思います。 ただ、これが、今言ったように認めてもらっているんですが、やれる事業所なり、やれるヘルパーなりがあるかということは、ちょっとまた次の質問で問いますが、そういう問題があります。 今回、この2年、コロナがありまして、ある家族の方から聞いたんですが、ワクチンを接種して副反応とか熱があったときに、お父さんとかお母さんが熱が出たときに送っていけないというときに、どうしようということは、お子様も一緒にお休みになってしまうということになってしまうので、ワクチンを市としても勧めているわけですから、当然そういうときの対応をぜひ考えていただきたいなと思います。 では、次の質問に行きます。 (2)に行きます。家族の方以外との余暇支援についてお伺いいたします。 アの現状についてお伺いいたします。 ○議長篠田一彦) 答弁に入ります。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長竹内元康) お答えします。 余暇支援としましては、放課後等デイサービスのほかに、日中における活動の場を確保し、家族就労支援や日常的に介護をしている家族の一時的な休息を目的とした日中一時支援事業や、余暇活動等社会参加のための外出を目的とした移動支援事業がありますが、利用実績としましては、放課後等デイサービス以外ではございません。 その理由としましては、看護師が配置された事業所が少ないことや、喀痰吸引等研修などを受講し資格を取得したヘルパーが少ないことが挙げられます。また、お子さんを預ける保護者側も、医療的ケアの必要なお子さん事業所に託すことに不安を感じている実情もございます。 以上でございます。
    議長篠田一彦) 答弁が終わりました。 花井守議員。 ◆14番(花井守行) 先ほど言っている毎日学校送迎も大変で、その代わりをする方がなかなかいないという問題と、その御家族の方いわく、そういうことで、絶えず家族の方がずっとついていなければいけない状態があるわけなんですが。 そうなると、今これは18歳未満で言っているんですが、普通のお子さん、小学生、中学生ってなっていけば、例えばお友達ができたりして、お友達とどこかへ遊びに行くとかいう、当然そういうことになるんですが、こういった医療的ケアが必要なものですから、なかなか家族以外と外出したりとかが難しいという状況があるということです。そういった余暇支援として日中一時支援事業とか移動支援事業というのがあるんですが、当市利用実績としてはないということになっております。 その現状であって、そうなると、そういったケアのできる支援者の方をやっぱり増やさなければいけないと思うんですが、イとして、ヘルパー等の育成についてお伺いいたします。 ○議長篠田一彦) 答弁に入ります。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長竹内元康) お答えします。 喀たん吸引など医療行為のできるヘルパー等の人材が不足しているため、地域での受入れ体制や、家族介護負担軽減が十分に図られていないことは、全国的な課題であると認識をしております。 その1つの要因として、ヘルパーの方が喀たん吸引等医師の指示の下に行うためには、県が指定する喀たん吸引等研修を受講する必要がありますが、その費用が高額で、事業所等の負担が大きいことが挙げられます。 また、実際にそういった声も聞いておりますので、ヘルパー等の育成をはじめ移動支援余暇支援など、医療的ケア児やその家族を取り巻く地域課題やその支援策につきましては、今年4月に立ち上げました、障害者地域自立支援連携会議専門部会である医療的ケア児等支援部会の中で検討していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長篠田一彦) 答弁が終わりました。続けてください。 花井守議員。 ◆14番(花井守行) そういった支援者の方を増やしたいんですが、人員が不足しているということですが、これは全国的な課題ということであります。そういう答弁でありました。なぜかといいますと、その喀たん吸引等研修が高額で、年間で10万円とか幾らかかかるということで、それを施設とか事業所が負担しなければいけなくて、それは1人のヘルパーの方が受講しに行くんだと思うんですが、例えばその方が10万円会社が出して取っても、その方がその会社を辞めたといってどこかに行ってしまったら、それで会社としては人員を失ってしまうんですね。そういったちょっとリスクもあるということで、できないという現実があるということです。 ですので、これは個人というか私の提案ですが、これはもちろん全国的な課題なので、市でできるかどうかはこれも御相談ですけれども、やっぱりそういった事業所とか施設とかに何か資格を取れるような形に何とかできないのかなというのはちょっと思うんですが。 そういったことも含めて、尾張旭医療的ケア児等支援部会というのがもう開設されていますので、当然その中に御家族の方もメンバーとして入っていると思いますから、ぜひ御家族の方の意見をよく聞いて、少しでも一歩でも前進するような形にしていただきたいなということを要望させていただきます。 じゃ、次の質問行きます。 (3)そういった医療的ケアの必要な重症心身しょうがい児の方の災害時の避難等についてお伺いします。現状についてお伺いします。 ○議長篠田一彦) 答弁に入ります。 総務部長。 ◎総務部長若杉博之) お答えします。 福祉避難所への避難についてですが、避難とは、難を避けることであり、自宅の安全が確保されているときは、必ずしも避難所に行く必要はありません。これは福祉避難所に限らず、指定避難所でも同様でございます。また、あらかじめ決めておいた親戚や友人宅避難する、縁故避難なども選択肢の1つです。 避難所開設情報や物資の配布情報などは、市の防災アプリ安全安心メールに登録いただくことで、自宅に居ながら情報を受け取ることができます。 災害に備え、いざというときに最適な行動を取っていただくためには、あらかじめ準備をしていただく必要がありますので、市としましても周知、啓発に努めているところです。 以上でございます。 ○議長篠田一彦) 答弁が終わりました。続けてください。 花井守議員。 ◆14番(花井守行) 御答弁で、難を避けるということで、必ずしも避難所に行く必要はないという御答弁だったのですが、こういうしょうがいの方とかは、福祉避難所尾張旭には保健センターのところにあると思うんですが、例えば自宅災害に遭ったときに、そこまでまず行けるかという問題もあるし、ましてやこの医療的ケアの必要な重症心身しょうがい児というのは、先ほど言ったように、移動するのが非常に困難だったりする子たちなんですね、ですので、そもそもそういうところまで移動できるかという問題があります。 そうすると、自宅がよほど倒壊とか水没していない限りは、自宅でしかもケアのできる家族の方と一緒にいるのが一番いいと思うんですが。確率として、家にいることが多い、次は、先ほど言ったさくらんぼ学園という学校にいる時間が次に多分長いと思うんですね。その次は多分、何かこう福祉サービスを使っているようなところで、例えば夕方過ごしていたりとかという確率が多いと思うんですが。 何が言いたいかというと、避難所へ移動できるかという問題が非常に重要ですし、それから、仮に避難所へ移動したとして、医療的ケアができる人がそういう支援者がいるのかという、そんな災害状態であるのかということが非常に問題となります。ちょっと、こういったところの医療体制とかはお伺いしても大丈夫ですか。 大丈夫ですか、はい、じゃ、ちょっと医療体制とかについてお伺いします。 ○議長篠田一彦) 答弁に入ります。 危機管理課長。 ◎危機管理課長若杉直樹) お答えします。 本市地域防災計画では、保健福祉センター医療救護所を設置することとしています。その際には、協定を結んでおります瀬戸旭医師会尾張旭歯科医師会など、関係団体に対して協力を求め、医療体制の確保に努めることとしています。 また、さらなる支援が必要な場合は、愛知県の医療チームや日本赤十字社への派遣の要請を行うなど、体制の構築に努めることとしています。 以上でございます。 ○議長篠田一彦) 答弁が終わりました。 花井守議員。 ◆14番(花井守行) すみません、医療体制はそういったように、瀬戸旭医師会とかで協定を結んでいるということで、そういった避難所とかに駆けつけてくれるだろうということなんですが。 それじゃ、お医者さんはそういう体制が取れているんですが、その御本人さんたちは、先ほど言った酸素とか、いろいろな装具、医療的な機械をつけている方もいて、電源が必要になるんですね、バッテリーとか。これが地震とか何かで停電したときに、即、命に関わるということで、いつも予備のバッテリーを持っていったりするということなんです。それから、酸素が必要な方は、消火器の小さいぐらいの大きさのやつの酸素ボンベを持っているということなんですね。そういったものも、緊急時、必要になると思うんですが。 そういったことで、次、イの質問に行きます。 特別支援学校放課後等デイサービスなどの通所施設での避難食などの備蓄についてお伺いいたします。 ○議長篠田一彦) 答弁に入ります。 総務部長。 ◎総務部長若杉博之) お答えします。 災害が発生した場合は、まずはその施設管理者の指示に従っていただくこととなりますが、場合によっては、そのまま施設にとどまることも想定されます。 市では、日頃から食料などの備蓄について、3日分、できれば1週間分の用意をお願いしております。これは、個人だけではなく、事業者にも当てはまりますので、まずは必要なものをそれぞれが備えていただきたいと思います。その後は、市の備蓄品や各地から寄せられる支援物資の配布などが行われることになると考えられます。 どこまでを自助で備え、どこから公助で備えるべきかは、難しい問題であり、様々なニーズに沿ったものを全て賄うことは困難ですので、専門家意見も参考にしながら、他市町の事例なども参考に研究してみたいと考えております。 以上でございます。 ○議長篠田一彦) 答弁が終わりました。 花井守議員。 ◆14番(花井守行) 御答弁ありがとうございます。そうですね、ポイントは、どこからどこまで自助で、どこからどこまで公助かというところもあります。 これは私の提案なんですが、先ほど言った、こういうしょうがい児のお子さんたちはまず自宅にいる時間が長い、それからこういう特別支援学校にいる時間が次に長いということで、それからそこで災害があったときに、なかなか移動して避難ができないということなので、そこに何か備蓄したらどうかなというのが自分の意見であります。 それが、なので自助になるのではないかという御答弁だと思うんですが、尾張旭は今言ったように9人、たったの9人でありますので、まずこの9人を最優先に、そういった意味では移動が自分でできない大変弱い立場にありますので、まずこの9人の命のことを考えていただきたいなということをちょっと要望したいと思うんですが。 9人分の、これはもちろん食料もそうですけれども、先ほど言った、バッテリーとか酸素ボンベとかそういったものも、そういう学校とか、学校さくらんぼはちょっと瀬戸市立なので瀬戸市が考えることかもしれませんが、この9人に関して何かそういった災害のための事前の準備をしてあげてほしいなということを思います。 ちょっと再質問で、重症心身しょうがい児もしくはしょうがい者でもいいんですが、呼吸機能しょうがいのある方などを対象に、しょうがい者福祉の日常生活用具で、人工呼吸器用の自家発電機や外部バッテリーを給付対象にしている自治体もあるんですが、本市ではそれらを日常生活用具の対象にすることについてどのように考えているかお伺いします。 ○議長篠田一彦) 答弁に入ります。 福祉課長。 ◎福祉課長浅野哲也) お答えします。 本市では、呼吸機能障がいのある方などを対象にした日常生活用具としましては、吸入器や電気式たん吸引器、動脈血中酸素飽和度測定器パルスオキシメーターがありますが、人工呼吸器用の自家発電機や外部バッテリーは、現在は給付対象となっておりません。 しかしながら、人工呼吸器を装着している方にとりましては、災害などの非常時のみでなく、日常生活においても必要なものでありますので、4月に立ち上げました障害者地域自立支援連携会議専門部会である医療的ケア児等支援部会の中でも意見を聞くなどし、前向きに検討していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長篠田一彦) 答弁が終わりました。続けてください。 花井守議員。 ◆14番(花井守行) 他市町、他の自治体は、そういうバッテリーとかが日常生活用具ということで対象になっていると。当市は、吸入器とか電気式たん吸引器それから動脈血中酸素飽和度測定器パルスオキシメーターは、これは日常生活用具になっているということですね、なっていますと。 なので、医療的ケア児等支援部会の中で、また前向きに検討していただくということなので、バッテリーとか酸素ボンベもそういったものの対象になると、こういう災害のときもそれを備蓄するということも可能になるかもしれません。ひとつこれも他市町のちょっとヒントを、尾張旭もヒントを学ぶというか、お願いしたいと思います。 今日の質問は、この9名のお子様ですね、重症心身しょうがい児、医療的ケアが必要ということで、まずは、尾張旭皆さんもこういう子たち現状、それからその家族がどのような御苦労をされているか、さらに御家族の中で病気になったときにどうしているんだろう、さらにひとり親家庭の方もいるわけなんですね。なかなかずっと24時間付きっきり、ずっと一緒にいなければいけない方もいますから、正社員で働けないという、そういった経済的な問題も抱えている方もいるというお話も聞きました。 非常にいろいろなことで社会的に弱い立場にありますので、今日質問した、まずそういったケアのできる支援者を増やすこと、それからそういった家族の方の介護負担軽減することなど、当市として真剣に考えていただきたいなということを要望いたしまして、質問を終わりたいと思います。 ○議長篠田一彦) これをもちまして花井守議員質問を終了します。 以上をもちまして一般質問は全て終了しました。 ここで、理事者の入替えを行います。しばらくお待ちください。 日程第2 第35号議案及び第36号議案を議題とします。 一括して提案理由説明を求めます。 秋田副市長。 ◎副市長(秋田誠) 一括して提案理由を御説明申し上げます。 第35号議案 令和4年度尾張旭一般会計補正予算(第4号)。 この補正予算案は、コロナ禍において物価高騰等の影響を受ける子育て世帯の負担軽減を図るため、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等を活用して、給食材料費の高騰分の公費負担と高校生世代の通院医療費の無償化に必要な経費について予算を追加しようとするものです。 歳入歳出予算は、既定の予算総額272億7,122万2,000円に、歳入歳出それぞれ7,740万円を追加し、歳入歳出予算の総額を273億4,862万2,000円にしようとするものです。 それでは、歳入について御説明申し上げます。 地方消費税交付金では、2,500万円を追加しました。 国庫支出金では、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金で5,240万円を追加しました。 次に、歳出について御説明申し上げます。 民生費では、福祉医療費など合計で4,160万円を追加しました。 教育費では、賄材料費で3,580万円を追加しました。 次に、第36号議案 尾張旭福祉医療費助成条例の一部改正について。 この案は、通院に係る子ども医療費助成の対象年齢を高校生世代まで拡大するため、所要の整備を図り、令和4年10月1日から施行しようとするものです。 以上で提案理由説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長篠田一彦) 副市長は自席へお戻りください。 提案理由説明が終わりました。 日程第3 議案質疑を行います。 議案質疑通告はありませんので、質疑ないものと認めます。 以上をもちまして議案質疑を終了します。 日程第4 議案討論採決又は委員会付託を行います。 お諮りします。諮問第1号から諮問第3号までにつきましては、委員会付託討論を省略し、直ちに採決、その他の議案につきましては、配付してあります議案等審査付託表のとおり所管の委員会に付託したいと思いますが、御異議ございませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長篠田一彦) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号から諮問第3号までにつきましては、委員会付託討論を省略し、直ちに採決、その他の議案につきましては、議案等審査付託表のとおり所管の委員会に付託することに決定しました。 それでは、諮問第1号から諮問第3号までの採決を行ってまいります。 諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、本件について三浦庄三氏を適任と認めることに賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は適任と認めることに決定しました。 諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、本件について松井潤子氏を適任と認めることに賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は適任と認めることに決定しました。 諮問第3号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、本件について村口やす子氏を適任と認めることに賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は適任と認めることに決定しました。 日程第5 陳情の件を議題とします。 お諮りします。陳情第3号から陳情第10号までにつきましては、議案等審査付託表のとおり、所管の委員会に付託したいと思いますが、御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長篠田一彦) 御異議なしと認めます。よって、陳情第3号から陳情第10号までにつきましては、議案等審査付託表のとおり、所管の委員会に付託することに決定しました。 以上をもちまして本日の日程は全て終了しました。 これにて散会いたします。                         午前10時08分散会...