○
議長(
篠田一彦)
答弁が終わりました。
花井守行
議員。
◆14番(
花井守行) 先ほど言っている
毎日の
学校の
送迎も大変で、その代わりをする方がなかなかいないという問題と、その御
家族の方いわく、そういうことで、絶えず
家族の方がずっとついていなければいけない
状態があるわけなんですが。 そうなると、今これは18歳未満で言っているんですが、普通の
お子さん、小学生、中学生ってなっていけば、例えばお友達ができたりして、お友達とどこかへ遊びに行くとかいう、当然そういうことになるんですが、こういった
医療的ケアが必要なものですから、なかなか
家族以外と外出したりとかが難しいという状況があるということです。そういった
余暇支援として日中一時
支援事業とか
移動支援事業というのがあるんですが、
当市も
利用実績としてはないということになっております。 その
現状であって、そうなると、そういった
ケアのできる
支援者の方をやっぱり増やさなければいけないと思うんですが、イとして、
ヘルパー等の育成についてお伺いいたします。
○
議長(
篠田一彦)
答弁に入ります。
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
竹内元康) お答えします。
喀たん吸引など
医療行為のできる
ヘルパー等の人材が不足しているため、
地域での
受入れ体制や、
家族の
介護負担の
軽減が十分に図られていないことは、全国的な
課題であると認識をしております。 その
1つの要因として、
ヘルパーの方が
喀たん吸引等を
医師の指示の下に行うためには、県が指定する
喀たん吸引等の
研修を受講する必要がありますが、その費用が高額で、
事業所等の負担が大きいことが挙げられます。 また、実際にそういった声も聞いておりますので、
ヘルパー等の育成をはじめ
移動支援や
余暇支援など、
医療的ケア児やその
家族を取り巻く
地域課題やその
支援策につきましては、今年4月に立ち上げました、
障害者地域自立支援連携会議の
専門部会である
医療的ケア児等支援部会の中で検討していきたいと考えております。 以上でございます。
○
議長(
篠田一彦)
答弁が終わりました。続けてください。
花井守行
議員。
◆14番(
花井守行) そういった
支援者の方を増やしたいんですが、人員が不足しているということですが、これは全国的な
課題ということであります。そういう
答弁でありました。なぜかといいますと、その
喀たん吸引等の
研修が高額で、年間で10万円とか幾らかかかるということで、それを
施設とか
事業所が負担しなければいけなくて、それは1人の
ヘルパーの方が受講しに行くんだと思うんですが、例えばその方が10万円
会社が出して取っても、その方がその
会社を辞めたといってどこかに行ってしまったら、それで
会社としては人員を失ってしまうんですね。そういっ
たちょっとリスクもあるということで、できないという現実があるということです。 ですので、これは
個人というか私の
提案ですが、これはもちろん全国的な
課題なので、市でできるかどうかはこれも御相談ですけれども、やっぱりそういった
事業所とか
施設とかに何か資格を取れるような形に何とかできないのかなというのはちょっと思うんですが。 そういったことも含めて、
尾張旭は
医療的ケア児等支援部会というのがもう開設されていますので、当然その中に御
家族の方もメンバーとして入っていると思いますから、ぜひ御
家族の方の
意見をよく聞いて、少しでも一歩でも前進するような形にしていただきたいなということを要望させていただきます。 じゃ、次の
質問行きます。 (3)そういった
医療的ケアの必要な
重症心身しょうがい児の方の
災害時の
避難等についてお伺いします。
現状についてお伺いします。
○
議長(
篠田一彦)
答弁に入ります。
総務部長。
◎
総務部長(
若杉博之) お答えします。
福祉避難所への
避難についてですが、
避難とは、難を避けることであり、
自宅の安全が確保されているときは、必ずしも
避難所に行く必要はありません。これは
福祉避難所に限らず、
指定避難所でも同様でございます。また、あらかじめ決めておいた親戚や
友人宅に
避難する、
縁故避難なども選択肢の
1つです。
避難所の
開設情報や物資の
配布情報などは、市の
防災アプリや
安全安心メールに登録いただくことで、
自宅に居ながら情報を受け取ることができます。
災害に備え、いざというときに最適な行動を取っていただくためには、あらかじめ準備をしていただく必要がありますので、市としましても周知、啓発に努めているところです。 以上でございます。
○
議長(
篠田一彦)
答弁が終わりました。続けてください。
花井守行
議員。
◆14番(
花井守行) 御
答弁で、難を避けるということで、必ずしも
避難所に行く必要はないという御
答弁だったのですが、こういう
しょうがいの方とかは、
福祉避難所が
尾張旭には
保健センターのところにあると思うんですが、例えば
自宅で
災害に遭ったときに、そこまでまず行けるかという問題もあるし、ましてやこの
医療的ケアの必要な
重症心身しょうがい児というのは、先ほど言ったように、移動するのが非常に困難だったりする
子たちなんですね、ですので、そもそもそういうところまで移動できるかという問題があります。 そうすると、
自宅がよほど倒壊とか水没していない限りは、
自宅でしかも
ケアのできる
家族の方と一緒にいるのが一番いいと思うんですが。確率として、家にいることが多い、次は、先ほど言った
さくらんぼ学園という
学校にいる時間が次に多分長いと思うんですね。その次は多分、何かこう
福祉サービスを使っているようなところで、例えば夕方過ごしていたりとかという確率が多いと思うんですが。 何が言いたいかというと、
避難所へ移動できるかという問題が非常に重要ですし、それから、仮に
避難所へ移動したとして、
医療的ケアができる人がそういう
支援者がいるのかという、そんな
災害の
状態であるのかということが非常に問題となります。ちょっと、こういったところの
医療体制とかはお伺いしても大丈夫ですか。 大丈夫ですか、はい、じゃ、ちょっと
医療体制とかについてお伺いします。
○
議長(
篠田一彦)
答弁に入ります。
危機管理課長。
◎
危機管理課長(
若杉直樹) お答えします。
本市の
地域防災計画では、
保健福祉センターに
医療救護所を設置することとしています。その際には、協定を結んでおります
瀬戸旭医師会や
尾張旭市
歯科医師会など、
関係団体に対して協力を求め、
医療体制の確保に努めることとしています。 また、さらなる
支援が必要な場合は、愛知県の
医療チームや日本赤十字社への派遣の要請を行うなど、
体制の構築に努めることとしています。 以上でございます。
○
議長(
篠田一彦)
答弁が終わりました。
花井守行
議員。
◆14番(
花井守行) すみません、
医療体制はそういったように、
瀬戸旭医師会とかで協定を結んでいるということで、そういった
避難所とかに駆けつけてくれるだろうということなんですが。 それじゃ、お医者さんはそういう
体制が取れているんですが、その御本人さん
たちは、先ほど言った
酸素とか、いろいろな装具、
医療的な機械をつけている方もいて、電源が必要になるんですね、
バッテリーとか。これが地震とか何かで停電したときに、即、命に関わるということで、いつも予備の
バッテリーを持っていったりするということなんです。それから、
酸素が必要な方は、
消火器の小さいぐらいの大きさのやつの
酸素ボンベを持っているということなんですね。そういったものも、緊急時、必要になると思うんですが。 そういったことで、次、イの
質問に行きます。
特別支援学校と
放課後等デイサービスなどの
通所施設での
避難食などの
備蓄についてお伺いいたします。
○
議長(
篠田一彦)
答弁に入ります。
総務部長。
◎
総務部長(
若杉博之) お答えします。
災害が発生した場合は、まずはその
施設の
管理者の指示に従っていただくこととなりますが、場合によっては、そのまま
施設にとどまることも想定されます。 市では、日頃から食料などの
備蓄について、3日分、できれば1週間分の用意をお願いしております。これは、
個人だけではなく、
事業者にも当てはまりますので、まずは必要なものをそれぞれが備えていただきたいと思います。その後は、市の
備蓄品や各地から寄せられる
支援物資の配布などが行われることになると考えられます。 どこまでを
自助で備え、どこから
公助で備えるべきかは、難しい問題であり、様々なニーズに沿ったものを全て賄うことは困難ですので、
専門家の
意見も参考にしながら、他市町の事例なども参考に研究してみたいと考えております。 以上でございます。
○
議長(
篠田一彦)
答弁が終わりました。
花井守行
議員。
◆14番(
花井守行) 御
答弁ありがとうございます。そうですね、ポイントは、どこからどこまで
自助で、どこからどこまで
公助かというところもあります。 これは私の
提案なんですが、先ほど言った、こういう
しょうがい児の
お子さんたちはまず
自宅にいる時間が長い、それからこういう
特別支援学校にいる時間が次に長いということで、それからそこで
災害があったときに、なかなか移動して
避難ができないということなので、そこに何か
備蓄したらどうかなというのが自分の
意見であります。 それが、なので
自助になるのではないかという御
答弁だと思うんですが、
尾張旭は今言ったように9人、たったの9人でありますので、まずこの9人を最優先に、そういった意味では移動が自分でできない大変弱い立場にありますので、まずこの9人の命のことを考えていただきたいなということをちょっと要望したいと思うんですが。 9人分の、これはもちろん食料もそうですけれども、先ほど言った、
バッテリーとか
酸素ボンベとかそういったものも、そういう
学校とか、
学校は
さくらんぼはちょっと
瀬戸市立なので
瀬戸市が考えることかもしれませんが、この9人に関して何かそういった
災害のための事前の準備をしてあげてほしいなということを思います。 ちょっと再
質問で、
重症心身しょうがい児もしくは
しょうがい者でもいいんですが、呼吸機能
しょうがいのある方などを対象に、
しょうがい者
福祉の日常生活用具で、人工
呼吸器用の自家発電機や外部
バッテリーを給付対象にしている自治体もあるんですが、
本市ではそれらを日常生活用具の対象にすることについてどのように考えているかお伺いします。
○
議長(
篠田一彦)
答弁に入ります。
福祉課長。
◎
福祉課長(
浅野哲也) お答えします。
本市では、呼吸機能障がいのある方などを対象にした日常生活用具としましては、吸入器や電気式
たん吸引器、動脈血中
酸素飽和度測定器パルスオキシメーターがありますが、人工
呼吸器用の自家発電機や外部
バッテリーは、現在は給付対象となっておりません。 しかしながら、人工
呼吸器を装着している方にとりましては、
災害などの非常時のみでなく、日常生活においても必要なものでありますので、4月に立ち上げました
障害者地域自立支援連携会議の
専門部会である
医療的ケア児等支援部会の中でも
意見を聞くなどし、前向きに検討していきたいと考えております。 以上でございます。
○
議長(
篠田一彦)
答弁が終わりました。続けてください。
花井守行
議員。
◆14番(
花井守行) 他市町、他の自治体は、そういう
バッテリーとかが日常生活用具ということで対象になっていると。
当市は、吸入器とか電気式
たん吸引器それから動脈血中
酸素飽和度測定器パルスオキシメーターは、これは日常生活用具になっているということですね、なっていますと。 なので、
医療的ケア児等支援部会の中で、また前向きに検討していただくということなので、
バッテリーとか
酸素ボンベもそういったものの対象になると、こういう
災害のときもそれを
備蓄するということも可能になるかもしれません。ひとつこれも他市町のちょっとヒントを、
尾張旭もヒントを学ぶというか、お願いしたいと思います。 今日の
質問は、この9名の
お子様ですね、
重症心身しょうがい児、
医療的ケアが必要ということで、まずは、
尾張旭の
皆さんもこういう
子たちの
現状、それからその
家族がどのような御苦労をされているか、さらに御
家族の中で
病気になったときにどうしているんだろう、さらに
ひとり親家庭の方もいるわけなんですね。なかなかずっと24時間付きっきり、ずっと一緒にいなければいけない方もいますから、正社員で働けないという、そういった経済的な問題も抱えている方もいるというお話も聞きました。 非常にいろいろなことで社会的に弱い立場にありますので、今日
質問した、まずそういった
ケアのできる
支援者を増やすこと、それからそういった
家族の方の
介護負担を
軽減することなど、
当市として真剣に考えていただきたいなということを要望いたしまして、
質問を終わりたいと思います。
○
議長(
篠田一彦) これをもちまして
花井守行
議員の
質問を終了します。 以上をもちまして
一般質問は全て終了しました。 ここで、
理事者の入替えを行います。しばらくお待ちください。
日程第2 第35
号議案及び第36
号議案を議題とします。 一括して
提案理由の
説明を求めます。 秋田副
市長。
◎副
市長(秋田誠) 一括して
提案理由を御
説明申し上げます。 第35
号議案 令和4年度
尾張旭市
一般会計補正予算(第4号)。 この補正予算案は、コロナ禍において物価高騰等の影響を受ける子育て世帯の負担
軽減を図るため、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等を活用して、給食材料費の高騰分の公費負担と高校生世代の通院
医療費の無償化に必要な経費について予算を追加しようとするものです。 歳入歳出予算は、既定の予算総額272億7,122万2,000円に、歳入歳出それぞれ7,740万円を追加し、歳入歳出予算の総額を273億4,862万2,000円にしようとするものです。 それでは、歳入について御
説明申し上げます。 地方消費税交付金では、2,500万円を追加しました。 国庫支出金では、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金で5,240万円を追加しました。 次に、歳出について御
説明申し上げます。 民生費では、
福祉医療費など合計で4,160万円を追加しました。 教育費では、賄材料費で3,580万円を追加しました。 次に、第36
号議案 尾張旭市
福祉医療費助成条例の一部改正について。 この案は、通院に係る子ども
医療費助成の対象年齢を高校生世代まで拡大するため、所要の整備を図り、
令和4年10月1日から施行しようとするものです。 以上で
提案理由の
説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
篠田一彦) 副
市長は自席へお戻りください。
提案理由の
説明が終わりました。
日程第3
議案質疑を行います。
議案質疑の
通告はありませんので、
質疑ないものと認めます。 以上をもちまして
議案質疑を終了します。
日程第4
議案の
討論、
採決又は
委員会付託を行います。 お諮りします。諮問第1号から諮問第3号までにつきましては、
委員会付託、
討論を省略し、直ちに
採決、その他の
議案につきましては、配付してあります
議案等審査付託表のとおり所管の
委員会に付託したいと思いますが、御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○
議長(
篠田一彦) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号から諮問第3号までにつきましては、
委員会付託、
討論を省略し、直ちに
採決、その他の
議案につきましては、
議案等審査付託表のとおり所管の
委員会に付託することに決定しました。 それでは、諮問第1号から諮問第3号までの
採決を行ってまいります。 諮問第1号 人権擁護
委員の推薦につき
意見を求めることについて、本件について三浦庄三氏を適任と認めることに賛成の方の挙手を求めます。 (挙手全員)
○
議長(
篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は適任と認めることに決定しました。 諮問第2号 人権擁護
委員の推薦につき
意見を求めることについて、本件について松井潤子氏を適任と認めることに賛成の方の挙手を求めます。 (挙手全員)
○
議長(
篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は適任と認めることに決定しました。 諮問第3号 人権擁護
委員の推薦につき
意見を求めることについて、本件について村口やす子氏を適任と認めることに賛成の方の挙手を求めます。 (挙手全員)
○
議長(
篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は適任と認めることに決定しました。
日程第5 陳情の件を議題とします。 お諮りします。陳情第3号から陳情第10号までにつきましては、
議案等審査付託表のとおり、所管の
委員会に付託したいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○
議長(
篠田一彦) 御異議なしと認めます。よって、陳情第3号から陳情第10号までにつきましては、
議案等審査付託表のとおり、所管の
委員会に付託することに決定しました。 以上をもちまして本日の
日程は全て終了しました。 これにて散会いたします。 午前10時08分散会...